「ゆんたんざ沖縄」上映会をまたリクエストにより

2012年02月15日

一人の学生のリクエストで「ゆんたんざ沖縄」をまた、喜んで上映しよう。

先日の<二人の美女のための上映会「ゆんたんざ沖縄」>の感想をいただいてるので、ここに転載しよう。
ここに載せていただいたコメント以外に二件のコメントもあったが、映画を観ての感想ではないので、それは載せないでおきましょう。


  「二人の美女のための上映会」に、野郎二人で参加させて頂きまし
  た。
  衝撃的、でした。
  僕らが生まれた年、沖縄が燃えていて、人々が熱くって、若者があん
  なにも力強かったなんて。
  「出来事」だけでなく、「人」を捉えたドキュメンタリー映画でした。
  凄いモノを観させてくれてごうさんありがとう!
  さて、どーすんの俺!!

  Posted by 桃 at 2012年01月16日 17:49



  リクエスト上映していただき、ありがとうございました。
  沖縄に生まれ育ちながら、
  なーんにも知らないかった自分に唖然としつつ、
  日の丸を必死で上げさせまいと必死に抵抗する若者の姿に胸が熱く
  なった。

  映画終盤、金城実さんが語る

  米軍基地にむけて
  爆弾なんかじゃなく
  沖縄の空に上がった綺麗な花火の話しが
  映画が終わった後も
  頭の中をぐるぐるしてるのは きっと、
  酒のせいだけではないはず。

  Posted by 西 at 2012年01月16日 19:48



スクリーンの中で、残波大獅子太鼓の大太鼓を打ち続ける、若い娘の身体がしなやかに力強く踊る。
ぼくの大好きなラストシーンだ。


1986~87年、沖縄での初めての国体に喜び勇む人々。
そして戦後わずか40年あまり、復帰14年で、性懲りも無く沖縄に皇国思想を押し付けようとする日本政府。
沖縄初の国体に天皇来沖の予定が組まれ、それに伴い、日の丸の掲揚と君が代の斉唱が、小・中・高校に強制されていく。
米軍と、沖縄を日本だと思っていない?日本政府に翻弄され続ける、沖縄。


銃器ではなく、魂を持った肉体と文化創造で立ち向かう、読谷の人々。

米軍基地の中に(基地の中にそんなもの作れるわけがないと言われながら)国体ソフトボール大会の会場となる運動公園を作る快挙。

悲惨な集団強制死のあったチビチリガマに、彫刻家金城実を中心に「世代をつなぐ平和の像」をみんなで力を合わせ作り上げていく遺族の人々。

高校の卒業式に日の丸を揚げないでくれと、粘り強く校長に交渉し続ける父兄たち。
無理やり掲揚された日の丸を奪い、溝につけグチャグチャにして、道路に投げ捨てた高校2年の女生徒。


村役場の一職員である新垣武常を中心に、和太鼓演奏にエネルギーを集約し、残波大獅子太鼓という独特な音楽を作り出していく若者たち。

ゆんたんざ(読谷山)は抑圧の中で熱く燃えている。

「ゆんたんざ沖縄」はそんなエネルギーをドキュメンタリーで描いた超傑作だ。


2月17日(金)18時半~
2階Gallery 土 にて
入場無料

老若男女を問わず
お時間のある方は
気軽に足をお運びください。


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tsuchi│2012年02月15日 11:49 │コメント(9) │カテゴリ:イベント
この記事へのコメント
無理やり掲揚された日の丸を奪い、溝につけグチャグチャにして、道路に投げ捨てた高校2年の女生徒。

これに違和感を感じないような人間がまだまだいることに恐怖を覚えます。国を大切にする気持ちのない人間が地域、身の回りの人間、家族を大切にできるでしょうか?今の少年犯罪の凶悪化、子供の虐待の増加の根源もここなんだと思います。
そして自分だけ透明な気分で沖縄人の気持ちを代弁するふりをして反日活動をするのは間違っていると思いますよ。
Posted by 牧志 at 2012年02月16日 08:44
牧志さん映画はご覧になりましたか?
Posted by ごう at 2012年02月16日 11:04
全編ではありませんが見ました。胸が悪くなりました。この女生徒がいま、まともに成長できたか気がかりではあります。ある意味、沖教組をはじめとする心無い大人の被害者ですよ。
Posted by 牧志 at 2012年02月16日 13:07
全編ではありませんが見ました。胸が悪くなりました。この女生徒がいま、まともに成長できたか気がかりではあります。ある意味、沖教組をはじめとする心無い大人の被害者ですよ。
Posted by 牧志 at 2012年02月16日 13:07
牧志さんがどこまでご覧になって、どのようなシーンで胸が悪くおなりになったのか、全くわかりませんが......
高校生が楽しく卒業制作をしてるシーンがほとんどです。
とにかく一部のことから断定的に批判されるのではなく、そんなに長い映画でもないので、最初から最後までご覧になって、批評されたらいかがでしょうか?
沖教組も沖教組の直接的な影響もこのドキュメンタリー映画には無いと思いますが......
Posted by ごう at 2012年02月16日 15:33
全編見ていなければ批判は受けないというご指摘であれば仕方ありませんので今回は了解しました。しかし、沖教組などによる反日、洗脳教育がどこの国かにかかわらず秩序を守らず国旗を足げにして平然とできる人間を作ったということが言いたかったのです。反日教育により自衛隊にさえ批判的な人々が、我々の大好きな沖縄をチベットの二の舞にしてしまうことを危惧しています
Posted by 牧志 at 2012年02月16日 15:52
僕にとってこの作品を見た昨日は新たなスタートだ。

県外に生まれ育ったの僕は
沖縄をほとんど知らないまま育ち、沖縄へときた。

沖縄にきてごうさんをはじめ、多くの方との出会いの中で、どんどん僕の知らない沖縄が見えてきた。

「女子高生が卒業式に日の丸を持ち去る。」

これは、右とか左とか、反日とかそのようなこ言葉だけで片付けることができる問題ではない。

そして彼女の行為は決して恥ずべきことではないと私は思う。

東京で渋谷の町を歩く女子高生と彼女は、本来同じように毎日遊び、特別関心を持たない限り日の丸とか君が代とか、そのようなことを考える必要がなく毎日を生きていくことができるはずだ。


しかしながら、私たちの国日本は

女子高生が卒業式に日の丸を持ち出す

という現実を作り出してしまった。

むしろ僕はこのことに多くの方が恥ずべきだと思う。


沖縄へ来る前の僕のように、沖縄のこうした姿を知らないまま過ごしている人がたくさんいる。

もちろん育つ環境が違えば、知るきっかけのあるなしがあるものであるから、このことを悪いことだとは思わない。

しかし、現実を知った私はその現実から目をそらして生きていてはいけないと思う。

たくさん書きたいことはありますのがうまくまとめられないので、最後に私の目標を書きたいと思います。


僕は沖縄の人が

内地


という言葉を使わなくなるような日本を作りたい。

そのためのアプローチの仕方は決して効率のよい、スマートなものではないかもしれない。


それでもいい。僕は僕なりのやり方でそういう日本をつくっていきたい。

えらそうに大きなこといいましたがこれが僕の目標です。

あらためて、ごうさん本当にありがとうございました。
Posted by 林田 at 2012年02月18日 13:06
あなたは優しい、純粋な方なんでしょうね、そして若いのでしょうから許されると思います。しかし子供を持ったりしてこの国の将来を真剣に考えたときには、大きく考え方が変わってくれることを祈っています。
Posted by 牧志 at 2012年02月18日 16:16
全部見ました。高校生の子供の犯罪行為をそのままドキュメントとして公開する悪趣味。大人はバカにされるだけだしそれは本人の責任だが、子供に十字架を背負わすことは絶対に間違っています。反日左翼思想のプロパガンダに沖縄人を使う、手段を選ばない手法に驚愕しました。
Posted by 牧志 at 2012年02月21日 08:49
 
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