『カッコーの巣の上で』を観た

2012年02月08日

狂ってるのではないか?
実は僕は
狂ってるのではないか?

よく
自問自答する。

狂ってるんだと結論すると
楽ではある。


だって、狂ってるんだから、仕方ないもんね~

居直れるからね。




では
世が狂ってるんだろうか?

世間が狂ってると結論を下すと
これは大変である。

僕は革命の戦士を目指さなくてはならない。
だのに
ぼくは
バズーカ砲を持ってないし
機関銃さえ手に入れることもできない。


狂った世間と、どうやって戦うんだ?


沖縄には「阿波根昌鴻」さんのように
非暴力で
米軍に略奪された農地を取り返した
素晴らしいお手本があるじゃないか......


う~ん
ぼくには
そんな知恵も無いし
粘り強さもフットワークも欠けてるし
人徳なんて自分の身の中のどこを探しても見当たらない。

そんなんで
どうやって戦うんだ?

どうしたらいい?


じゃぁ、諦めて寝てろって?

イヤだイヤだ
そんなんイヤだ!

そんな駄々こねたって
お前の今の生活は
毎日酒をかっくらって寝てるだけじゃねえか。


そんなこと言ったらオシマイでしょ......


『カッコーの巣の上で』を観て
院長をはじめとする医者の会議は
国会の政治屋の人たちに通じるものを

看護婦長ラチェッドを観て
マスメディアに通じるものを
感じてしまうのは

ぼくが狂ってるからなのでしょうか?


酒を呑んで寝ていなければ
そのうち
ぼくの前頭葉にも
メスを入れられるかも......



それでもいい

誰か
ぼくの手に
機関銃を持たせてくれ~~~~~~~

    

まっ
そんなこんなで
Gallery 土での
家族的自主映画上映会は
ぼくの今
大ブームなのです。


みんなで観たい映画があれば
提案してください。
あるいは
機関銃を!

   



tsuchi│2012年02月08日 17:43 │コメント(6) │カテゴリ:イベントの感想
この記事へのコメント
その場所では誰かが僕を知っていて、
僕もその誰かを知っていて、
そこへ行って何をせずにすむかというと、
いつもやってるようなインチキや、
時間かせぎの世間話や、
「唖でつんぼの人間のふり」をせずにすみます。

耳を塞がず目を閉じず口を噤まずに安心していられるところ。
50年後のホールデン少年がそっとつかまえてくれるようなところ。

そういう場所さえあれば、
バズーカ砲も機関銃も持ってない僕が、
何かできるような気がします。
Posted by 桃 at 2012年02月08日 22:08
映画か機関銃!

カッコいいじゃないですか。
大いにやってください。

ところで阿波根さんの本の件、忘れてはいませんから、

そのうちに。
Posted by キャラP at 2012年02月08日 23:23
桃ちゃん

そういう場所を作って
少しづつ広げていこうかね。
そう
君が主人公になって。
  
Posted by ごう at 2012年02月09日 14:12
キャラPさん

機関銃が欲しいな......
狙い撃つのは
貨幣経済と国境だぜ。

ありがとうございます。
阿波根さんの本、楽しみにしてます。
いつもありがとうございます。
    
Posted by ごう at 2012年02月09日 14:17
まっとうにもなれず
狂いもできず
やくにたちそうな武器もなく
諦めもできず
くたびれた足で
とぼとぼと
路地をまがり
戸をあけて

頭にかかった靄を
シュワシュワとお酒ではらいながら
大好きな映画を
壁いっぱいに共有したら
ハッピーエンドじゃないとしってても
マクマーフィーのいたずらっ子みたいな笑顔に
嬉しくなるんだ。

上映してくれてありがとうございました。
Posted by 西 at 2012年02月09日 17:29
そうか......西ちゃんは
まっとうじゃ ないのか......
そりゃ、辛いなぁ......
しかし
「まっとう」って、何に対してまっとうであればいいんだろうね?

「マクマーフィーのいたずらっ子みたいな笑顔」
最高!

素敵な映画をありがとう。
  
Posted by ごう at 2012年02月09日 21:03
 
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