ダリア
2009年02月26日
女の子が二人入ってきた。
一人の子は自然な感じでとてもにこやかだ。
もう一人は大人しく、付いて来てる感じ。
二人とも珈琲を頼む。
このBarは結構ソフトドリンクが充実してる。
珈琲の他に紅茶・ハーブティー・フレッシュジュース等など。
珈琲はオーダーされてから豆を挽き始める。
自分は店がオープンする前から延々と酒を呑み続けてるくせに、
アルコールの飲めない人にもBarを楽しんで欲しいというマスターの方針からだ。
女の子たちはダリアを1本持っている。
包装してないから、花屋さんで買ったものではなさそうだ。
「このダリア、水に入れときましょうね」と、
すっとその花を取り上げ、マスター厨房に入った。
大き目の空きボトルに収まったダリアが二人のもとに帰ってきた。
豆を挽いて、二人の目の前でマスターは珈琲を淹れ始めた。
珈琲を淹れながら珍しくマスターにこにこしながら、二人に話しかける。
あぁ、マスターこの二人の顔を覚えてなくて、困ってるんだ。
と、俺は思いながら観察する。
「ここで以前珈琲飲んだことある?」
「初めてです」
まぁまぁの切り込み方だなと俺は思う。
「ん?珈琲が飲めるって、誰かに聞いたの?」
ちなみに、このBarにはメニュウというものが無い。
メニューくらい作れよ!俺は思う。
そのことを嬉しがる変なお客もたまにいるが。
「おいしい珈琲が出てくる感じがしたんです」
えぇ!きっきみたちは魔女?と俺は思ってしまう。
「もしかして、ここ初めて?」
「はい。初めてです。前から気にはなってたんですけど」
ちょくちょく来てる他の客が反応した。
「えぇ!自分たち紹介無しで、この店に入ってきたの?」
そこまで驚かなくてもいいだろうと俺は思うが、確かに目立たないし、入りにくい店ではある。
「はい」
女の子たちはたんたんとしている。
彼女たちはのんびりくつろいで帰っていった。
「この店にダリアがとっても自然だから」と、ダリアを残して。
酒場の中で深紅のダリアが、ぽっと浮かんでる。
一人の子は自然な感じでとてもにこやかだ。
もう一人は大人しく、付いて来てる感じ。
二人とも珈琲を頼む。
このBarは結構ソフトドリンクが充実してる。
珈琲の他に紅茶・ハーブティー・フレッシュジュース等など。
珈琲はオーダーされてから豆を挽き始める。
自分は店がオープンする前から延々と酒を呑み続けてるくせに、
アルコールの飲めない人にもBarを楽しんで欲しいというマスターの方針からだ。
女の子たちはダリアを1本持っている。
包装してないから、花屋さんで買ったものではなさそうだ。
「このダリア、水に入れときましょうね」と、
すっとその花を取り上げ、マスター厨房に入った。
大き目の空きボトルに収まったダリアが二人のもとに帰ってきた。
豆を挽いて、二人の目の前でマスターは珈琲を淹れ始めた。
珈琲を淹れながら珍しくマスターにこにこしながら、二人に話しかける。
あぁ、マスターこの二人の顔を覚えてなくて、困ってるんだ。
と、俺は思いながら観察する。
「ここで以前珈琲飲んだことある?」
「初めてです」
まぁまぁの切り込み方だなと俺は思う。
「ん?珈琲が飲めるって、誰かに聞いたの?」
ちなみに、このBarにはメニュウというものが無い。
メニューくらい作れよ!俺は思う。
そのことを嬉しがる変なお客もたまにいるが。
「おいしい珈琲が出てくる感じがしたんです」
えぇ!きっきみたちは魔女?と俺は思ってしまう。
「もしかして、ここ初めて?」
「はい。初めてです。前から気にはなってたんですけど」
ちょくちょく来てる他の客が反応した。
「えぇ!自分たち紹介無しで、この店に入ってきたの?」
そこまで驚かなくてもいいだろうと俺は思うが、確かに目立たないし、入りにくい店ではある。
「はい」
女の子たちはたんたんとしている。
彼女たちはのんびりくつろいで帰っていった。
「この店にダリアがとっても自然だから」と、ダリアを残して。
酒場の中で深紅のダリアが、ぽっと浮かんでる。
tsuchi│2009年02月26日 10:25
│コメント(2)
この記事へのコメント
お疲れ様です。大西です。
26日のBARタイムでも一組(カップル)のお客様から珈琲の
オーダーを頂きました。
観光の方でカウンターに座り、淹れたての珈琲の香りを楽しんでいただき、そして一口飲まれました。
「香りも良いし、美味しいね。何ていう豆使ってるの?」
と、お客様から尋ねられ、
「ここのオーナー(ごうさん)のオリジナルブレンドなんですよ」
と、ありのままを答えてながら、質問の答えになってないかな?と
ふと思い至りました。
今度、教えてくださいね。
26日のBARタイムでも一組(カップル)のお客様から珈琲の
オーダーを頂きました。
観光の方でカウンターに座り、淹れたての珈琲の香りを楽しんでいただき、そして一口飲まれました。
「香りも良いし、美味しいね。何ていう豆使ってるの?」
と、お客様から尋ねられ、
「ここのオーナー(ごうさん)のオリジナルブレンドなんですよ」
と、ありのままを答えてながら、質問の答えになってないかな?と
ふと思い至りました。
今度、教えてくださいね。
Posted by 「土」 スタッフA at 2009年02月27日 11:36
スタッフA 大西さま
いつも並々ならぬお世話になっております。
毎日感謝しております。
末永くよろしくお願いいたします。
ブレンド......
実は気紛れで
毎回のように
少しずつ変えていて
よく覚えていないのです
どうしよう............
いつも並々ならぬお世話になっております。
毎日感謝しております。
末永くよろしくお願いいたします。
ブレンド......
実は気紛れで
毎回のように
少しずつ変えていて
よく覚えていないのです
どうしよう............
Posted by tsuchi
at 2009年02月28日 19:07
